なぜか、黒猫と魔女はセットで描かれることが多いですよね……。
魔女と猫の関係の起源
黒猫は夜に活動し、暗闇に溶け込むような姿から「神秘的な存在」とされました。
そして、中世ヨーロッパでは魔女は「異端」「不思議な力を持つ者」と見なされたため、同じく不可思議な存在の黒猫と結びつけられました。
猫は「魔女の使い魔(Familiar)」と呼ばれ、魔女が悪魔と交信する際の媒介になると信じられていたのです。

ヨーロッパの迷信として「黒猫が横切ると不吉」といった言い伝えがあり、魔女狩りの時代に広がりました。
一方で、イギリスや日本などでは「黒猫は幸運を呼ぶ」とされることもあり、必ずしもネガティブな象徴ではありません。
魔女の宅急便
日本で一番有名な魔女と黒猫といえば、魔女の宅急便でしょうか。
原作は角野栄子さんによる児童文学で、1982年から執筆され全6巻です。
1989年には宮崎駿監督による、スタジオジブリ制作、この年の日本映画興行収入ナンバーワンを記録した大ヒット映画となりました。
https://www.ghibli.jp/works/majo/
その他では2014年に呪怨シリーズの清水崇監督による実写映画が公開されました。
もちろん、角野栄子さんの名作児童文学を原作にしたファンタジードラマであり、ホラー映画ではありません。
公式な動画はYoutubeにないので、久石譲さんのチャンネルから。
13歳の魔女見習いのキキが、黒猫ジジと相棒に、ほうきで空を飛ぶ魔法を活かして宅配屋を始め、知らない街で出会う人々との交流を通じて成長していく物語です。
キキの「魔女の修行の旅」は 一人ではなくジジと一緒に行くことになります。
ジジは、キキの「心の声」や「もう一人の自分」のような存在です。
特に映画版では、
- 不安な時→ジジが軽口を叩いて励ます
- 成長して自立していく時→ジジの声が聞こえなくなる
という形で、キキの心の成長を表しています。
その他、魔女と黒猫のアニメ
たまたま私が見たアニメでの紹介となりますので、あれこれないって文句は言わないように……
ふらいんぐうぃっち
- 原作:石塚千尋(漫画)
- アニメ放送:2016年(全12話)
- 舞台:青森県弘前市をモデルとしたのどかな田舎町
- ストーリー:修行のために青森へ引っ越してきた見習い魔女・木幡真琴の日常を描く、のんびり癒やし系ファンタジー。
一人前の魔女を目指すために使い魔の黒猫ちゃんと引っ越しするって言う点は魔女の宅急便と似ていますね。
真琴の相棒は黒猫のチトさん。
魔女の宅急便のジジと違って、チトさんは人の言葉をしゃべりません。
その代わり、しぐさや行動で感情を伝えるリアル猫寄りな描写です。
ちなみに真琴の姉である木幡茜も魔女ですが、こちらは白猫のケニーさんを連れています。
お互い言葉はしゃべりませんが、チトさん役は茅野愛衣さん、ケニーさん役は佐倉綾音さんという大人気声優が勤めています。
サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと
- 原作:依空まつり(ライトノベル小説)
- イラスト:藤実なんな
- アニメ放送:2025年7月〜
- ストーリー:
世界で唯一の「沈黙魔法(サイレント魔法)」を使える希少な天才魔女モニカ・エヴァンス。
「七賢人」の一人として“伝説級の大魔女”扱いされているが、極度の人見知り・コミュ障でした。
人里離れた山奥で引きこもり生活を送っていましたが、彼女に与えられた新たな任務は、貴族の集う名門校に潜入し、第二王子を護衛する極秘任務でした……。
葬送のフリーレンのような、最初から反則級に強いが、精神面で幼かったり苦手なことがあったりで、その葛藤と成長を描いていくストーリーです。
無詠唱魔術という点では無職転生のルーデウスのようでもありますね。
(彼も天才ですが、上には上がいる感じです。)
黒猫のネロはモニカの使い魔(おそらく「従者」「守護者」的な存在)です。
外見は猫ですが、ただのペットではなく、高い魔力を持ち、モニカの身を守る・支える役割を持っています。が、ただの使い魔というだけでなく、精神的な支え、心の拠り所でもあります。
例えば
- モニカが自分を抑え込んでしまう時、ネロはそれを察して無言で寄り添ってくれる
- モニカが不安やストレスを感じているとき、ネロがそっと側にいることで安心させる
- 肉球を触らせてあげるなど、モニカを癒やす行動をする
時に人型になり助けてくれることもあります。
オープニングテーマ「Feel」、エンディングテーマ「mild days」はともに羊文学が勤めています。
最近のアニメは画がホントきれいですよねぇ。
最後に
いかがでしたでしょうか?
黒猫は見た目クールっぽいですが、人懐っこく甘えん坊である傾向があるそうです。
そういえば、最近のアニメって「魔法使い」とか「ウィッチ」とか多くないですか?
異世界ものが多いってのもあるので、まあトレンドなのでしょうかねぇ。
「ウィッチウォッチ」は使い魔が鬼とか天狗とかちょっと日本的ですが。
それでは、ご覧頂きましてありがとうございました。


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