猫の鼻について

お役立ち情報
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猫の鼻は見た目がかわいいだけでなく 健康状態や感情を映す大切なパーツでもあります。
また、その嗅覚は人間の数万倍とも言われています。

鼻の特徴

猫の鼻は「鼻鏡(びきょう)」と呼ばれる部分で、人間の指紋のように一匹ずつ模様が違うのが特徴です。
色も毛色によって様々でピンク・黒・まだらなどなどです。

表面は少しザラザラしており、常にうっすら湿っています。
これは、鼻が湿っているのは、においの粒子をキャッチしやすくするためと言われています。

また、鼻の状態によって健康の目安がわかります。

鼻の状態考えられること
しっとり冷たい正常なことが多い
乾いている睡眠直後・暖房・緊張時など正常範囲も
熱く乾いている発熱の可能性
鼻水が出る風邪・アレルギー・感染症
色が白っぽい貧血や血行不良の可能性
黄色・緑の鼻水細菌感染の疑い

※ただし、あくまで目安なので鼻の状態だけで判断せず、元気・食欲・行動と合わせて観察しましょう。

嗅覚について

人間との違い

項目人間
嗅覚受容体の数約500万個約6,000〜8,000万個
嗅覚の感度基準約14倍〜数万倍とも
嗅覚野の割合脳の約1%約5〜10%

つまり猫にとって「におい=視覚と同じくらいの情報量」なのです。

内部構造

猫の鼻内部は迷路のような構造で、におい分子を効率よく捕まえる仕組みになっています。

嗅上皮(きゅうじょうひ)

ここに多数の嗅覚細胞が集中
→ におい分子が粘膜に溶けることで感知

鼻甲介(びこうかい)

渦巻き構造で空気を回転
→ においとの接触効率が激増

ヤコブソン器官(鋤鼻器)

猫特有の高度な感知装置です。
上顎の奥のあたりにあり、フェロモンの分析を行っています。
フレーメン反応と言われる、口を少し開けてぼーっとした顔になる仕草がありますが(↓のようなやつ)、臭すぎて固まっているというわけではなく、フェロモンの解析を行っているのです。

感知できる情報としては
・発情状態
・個体識別
・縄張り情報
・緊張・恐怖のにおい
などなど

つまり猫は、においで「感情」まで読んでいると言えます。

フレーメン反応はイエネコだけでなく、ライオンやトラなどの他の猫科の動物の他、馬や牛などの有蹄類でも現れるようです。
馬の反応も猫に負けず劣らず激しめです。

嗅覚が果たす役割

人間は主に視覚情報が中心ですが、猫は聴覚と嗅覚が中心です。

食の判断

匂いがしない=食べない
視覚より嗅覚が重要

テリトリー管理

スプレー・頬こすりで「匂い地図」を作成

安心・不安の判断

飼い主の匂い → 安心
知らない匂い → 警戒

帰巣本能

嗅覚で自宅の場所を認識します。

知らないところに連れて行かれると、基本的に不安になります。
数日家を開ける用事が発生しても、ペットホテルなどに預けるよりも慣れた自宅でお留守番してもらうほうが良いでしょう。

好き嫌い

すべての猫に当てはまるわけではありませんが、下記のように好き嫌いがあります。

好きな匂い

  • 飼い主の体臭
  • またたび
  • 魚系の匂い
  • 段ボール

嫌いな匂い

  • 柑橘系(レモン・オレンジ)
  • アロマ(ティーツリー等)
  • 香水・柔軟剤

※アロマは猫にとって基本有害ですので焚かないように。

柑橘系の匂いがするハンドクリームやボディクリームを塗って、猫に近づくと嫌われる可能性がありますので注意しましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?
以前、耳の記事を紹介しましたがそれと同じくらい鼻は重要ということがわかりましたね。
そういえば、ぱんことのりおのフレーメン反応って見たことない気がします。

また、匂いで飼い主の健康状態を探ってきたりもします。
主にのりおなのですが、例えば妻が月の日で血液の匂いがするのか、やたらくんくんして心配そうにしたり。

最後にトラのフレーメンを置いておきます。
ご覧頂きましてありがとうございました。

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