我が家の「にこ」の避妊手術を行う時期が近づいてまいりました。
猫の去勢・避妊手術は、健康管理と問題行動の予防のためにとても重要な処置です。
初めてだと不安も多いと思うので、ポイントをわかりやすくまとめてみました。
といっても、「ぱんこ」と「のりお」は済んでからの譲渡だったので我が家も手術を行うのは初めてです。
手術時期
体重や健康状態にもよりますが、一般的には生後5〜6ヶ月頃に行うのが良いとされています。
なぜこの頃かというと、子猫は小さすぎると体力が弱く、麻酔リスクが上がります。
5〜6ヶ月頃になると体重・臓器機能が安定し、安全に手術できるラインになります。
また、猫は早いと生後6ヶ月前後で発情開始します。
一度発情を経験すると…
- スプレー(マーキング)
- 大きな鳴き声
- 外に出たがる(クセとして残ることがある)
その前に手術することで、こうした行動を防ぐ効果があります。

また、メスですと初回発情前に避妊すると、 乳腺腫瘍の発生リスクが大きく下がり子宮蓄膿症も予防できます。
というわけで、ちょうどいいバランスが「5〜6ヶ月」ということになります。
デメリットとしては、先程ありました麻酔リスクが多少なりともあるのと、太りやすくなることがあります。
去勢(オス)と避妊(メス)の違い

オス(去勢手術)
精巣を取り除く手術です。
メスの避妊手術に比べたら比較的シンプル・短時間で、ほぼ日帰りの手術になります。
金額もメスより安いです。
効果としては
- スプレー(尿マーキング)減少
- 攻撃性の軽減
- 発情によるストレス減
メス(避妊手術)
卵巣または卵巣と子宮両方を摘出する開腹手術となります。
1日入院をする病院もあります。
効果としては
- 発情期の鳴き声・ストレス防止
- 子宮の病気予防(子宮蓄膿症など)
- 乳腺腫瘍のリスク低下(早期手術で特に効果大)
避妊手術には「卵巣のみを取る方法」と「卵巣+子宮を取る方法」があります。
その違いをまとめました。
卵巣摘出術
卵巣のみ摘出する手術、専門用語ではOVEと呼ばれます。
その特徴としては
- 傷口が小さく・手術時間が短い
- 回復がやや早い
- 発情は止まる(ホルモンが出なくなるため)
注意点としては、子宮が残るため、まれに子宮の病気リスクが残ります。
(※ただし卵巣が無いのでリスクはかなり低いですが)
卵巣子宮摘出術
卵巣と子宮療法を摘出する手術、専門用語ではOVHと呼ばれます。
特徴としては
- 子宮の病気(子宮蓄膿症など)を完全に予防できる
- 日本ではこちらが主流
注意点としては
- 卵巣のみより少し手術範囲が広い
- 傷がやや大きい・回復が少し遅い(といっても大差はない)
両方摘出するのが日本では一般的で、多くの獣医師が慣れている方法でもあります。
技術も進んでおり、このような小さな開腹手術で全摘出も可能とのことです。

手術の流れ
いきなり病院に行って「今から取ってください!!」は通用しません。
まずは事前診察を行い、血液検査をします。
手術可能となり、日にちを相談の上、当日は絶食して来院します。
麻酔を行い手術、術後観察をし帰宅(または入院)します。

術後は傷口を舐めさせないようにエリザベスカラーもしくは術後服を着用します。
食欲・元気・排泄をチェックしましょう。
費用について
オスが1万〜2万円、メスが2万〜4万円です。
地域・病院・麻酔内容で変動あります。
入院が入るとより高くなりますね。
自治体によっては補助が出る場合があります。
例えば
基本的には野良猫(地域猫)に対するTNR活動がメインのようですが、飼い猫でも助成がある自治体があります。
ぜひ、お住まいの自治体のホームページを探してみてください。
「〇〇市 猫 助成金」と検索すると関連ページが出てくるかと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
去勢・避妊手術は猫飼いにとっては必須です。
その時期が近づいてきたら動物病院へ相談に行きましょう。
それでは、ご覧頂きましてありがとうございました。


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